こんにちはそんあじです。今回は実際に乗ったことがある韓国の航空会社をご紹介いたします。
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FSCとLCL
まず大きく分けてこの２つ。ここが最初の選ぶ基準。
FSC（フルサービスキャリア）：機内サービスあり、機内設備が充実、ファーストクラスやビジネスクラス座席あり、その分値段は高め
LCL（ローコストキャリア）:安い、エコノミークラスのみ、機内サービス、機内設備なし
◎FSCがおすすめの方は
→機内食や機内ドリンク、機内モニターなど飛行機内での時間も楽しみたい
→大手の安心や、サービスを期待（ご年配やお子様連れなど）
→ファーストやビジネスクラス、航空会社ラウンジを使いたいなど
◎LCLがおすすめの方は
→飛行機は移動手段だから移動できれば充分
→航空券の安さ
→荷物が多くない
このようにまず自分がどちらにするか考えます。
韓国航空会社でいうと、FSCは大韓航空、アシアナ航空。LCLはチェジュ航空、ジンエアーなど。
時間が合うか？
主要航空からだと１日に何便かある場合が多いです。
自分の利用する空港から行きたい場所まで就航しているか？自分の希望する時間の飛行機はどれか？など確認します。
空港のサイトや各航空会社HPはもちろん、このような航空券予約サイト（Trip.com）や、航空券検索サイトでも検索できます。
主要な韓国航空会社
| 大韓航空 | FSC |
| アシアナ航空 | FSC |
| ピーチ航空 | LCL |
| チェジュ航空 | LCL |
| ジンエアー | LCL |
他にもエアプサン、エアソウル、イースター航空、Tway航空など。
大韓航空
韓国を代表する航空会社。フラッグキャリア。日本でいうJALやANA的な存在。
〇韓国を代表する航空会社のため、間違いない
〇美しい水色の飛行機は見るだけでテンション上がる
×エコノミーでも航空券が高め。
飛行機での単なる移動時間が、「旅行のワクワク」時間になり、テンションが上がります。
離陸したらすぐに機内ドリンクを配り始めます。オレンジジュースがつぶつぶ入りで美味しい。
ビールなどのお酒もあります。
機内ドリンクを配り終わるやいなや、次は機内食の配布。日韓便だと片道2時間も無いのに機内食が出ます。
機内食は便や時間によって異なり、ご飯とおかず系もあれば、クロワッサンやヨーグルト、果物などの軽食の時もあります。
公式サイトで事前に「ビーガン用機内食」「フルーツ系機内食」のように、様々な機内食に変更も出来るので飽きた人は変更しておくのもおすすめ。
機内食を食べたら、機内モニターで映画も観たい…！ということで、機内でも存分に楽しもうとしてしまって何だか忙しくなってしまいます。
ビジネスクラスも広々座席に、より高級な機内食と、さすがのサービスでした。
あと自分のミスで時間を間違えて空港に到着するのが大幅に遅刻であったものの、恐らくビジネスクラスだったからか乗せていただいたことがあります。多分LCCなら即アウトでした。
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アシアナ航空
こちらも大韓に並んで韓国を代表するフルサービスキャリアの航空会社。
〇機内食が個人的に一番美味しい
〇大韓航空ほどのキラキラギラギラ感が少なく、落ち着いている
×機体が古め。
落ち着いた白と茶色基調の機内。機内の雰囲気に相まってか、心なしかCAさんたちも大韓よりは温和な雰囲気な気がします。
機内食のバリエーションの中でも韓国系の食事が美味しいです。
機体自体が古めなのでモニターなども古い感じ。
もちろんフルサービスキャリアのため、不満も不自由はないです。大韓よりコスパ良いのが良いけどLCLは嫌だという方の選択肢として。アシアナは大韓と合併する予定です。
チェジュ航空
オレンジのビタミンカラーが印象的なチェジュ航空。
〇可もなく不可もなくな、LCL中のLCL
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×ゲートが遠い
LCLのため、飲み物や機内食、モニターなどは無し。搭乗前に飲み物など買っておくべし。（紙コップの水はトレーに乗せてほしい人にだけ配っていた気がします）
個人的には30分以上の遅延は経験していません。
LCLなので移動手段として考えれば不備もありませんし、可もなく不可もなく。
CAさんたちも淡々とお仕事をこなされており、態度が悪いなどもなく、機内の雰囲気も良し。
LCCのため、搭乗ゲートが遠いために注意。LCCの中でもなぜか仁川空港だと毎回ゲートは空港の端の端な気がします…。なので足が不自由な方やお子様連れは大変だと思います。健康な中年の私でも、ゲートにたどり着くまでに疲弊します。
名古屋（セントレア）に関して言えば、いつ辿り着くねん！くらいの遠さのターミナル２なので、これもまた遠いです。
メール問い合わせした際にも丁寧に対応いただきました。
あとは独自ポイントがつくこと。このポイントは他のチェジュ会員に譲渡も出来るのが良いですね。
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ピーチ航空
ANA系列のため、「韓国の航空会社」ではありませんが…日韓便もあります。
〇安全意識はピカイチ
〇LCLの中ではおすすめ。日本人CAさんの割合が多い
×預け荷物は有料選択を
日本人のCAさんが多いです。
ANAから来るのかもしれませんが、ベテランやCA歴〇年目です、という雰囲気の方が多く、かなり落ち着いているというか安心感が半端ないです。
座席の材質は他の航空会社のようにカーペットっぽいのでなく、韓国のリムジンバスっぽいつるんとしたビニールっぽい座席です。長時間だと気になる方がいるかも？
シートベルト着用、テーブル、窓などの離着陸時の安全チェックが半端ない。３往復くらい確認していました。
膝にカバンをのせていたためにシートベルトが締まっているか見えない乗客にも、CAさんが荷物ちょっといいですかという感じで声を掛けてシートベルト着用チェックしていたのには驚き。そんなのFSCでも見たことないです。
安全への意識が、LCLの中でも飛びぬけており、ピーチ航空の安全へのこだわりやプライドを感じました。
一番安いプランのチケットだと機内持ち込み荷物しか不可でスーツケース預け入れが不可なので購入の際に注意。冬場やお子様連れなどの荷物がかさばる時は不向きor高くなるが預け荷物ありのプランを買うこと。
機内持ち込みだけだと、液体類が×、液体持ち込みサイズ制限等もあって面倒です。
ジンエアー
大韓系列のLCL。
〇預け手荷物が付いてくる
×CAさんの質や安全への意識が心配
×行き帰り各30分の遅れ
預け荷物（スーツケース）が基本的についているのが良いところ。
LCLだと一番安いプランだと機内持ち込みしか出来ない場合もあるのでこれはお得。
１回しか乗っていません。
初めて乗った時に離陸時には安全のために窓を開けるはずが、私の隣に座っていた方が離陸前に窓を閉めていたのに指摘せずそのまま飛び立ちました。
CAさんを観察すると各々自分の担当座席エリアしか見ていない感じ。何人もウロウロしていて何で誰も気が付かないんだろう…
あと乗客に「機内に充電コンセントありますか？」と質問された時、CAさんは答えられずに先輩に聞きに行ったのを見て唖然。
乗客が日本語で充電器と言って通じてなくて、乗客さんが韓国語で「チュンジョンギ…」と言いながらジェスチャーしたため、なにを言いたいかは分かっていたようですが。
自分の機体なのに、しかもLCLにコンセントあるわけないやろ！とスタッフでもない素人の私でも１秒で答えられるのですが…
新人さんCAだと思われますが、充電器という日本語も分からない、コンセントがあるかどうかという質問でさえも先輩に聞きにいかないと分からないCAさんの質にはがっくり。
飛行機内のトラブル時や有事に、このCAさんたちでは怖いなと思いました。
あと遅延連絡が来なかったです。（他の方は来ていたようです）
行きも帰りも出発自体が30分以上遅れており、そもそも空港に行くのが予定より遅くても良かったのですが…遅延連絡が来ず、そもそもの出発時刻が変わっていることに往復両方とも気がつきませんでした。
もちろん自分でサイト等事前確認すべきでありましたが、公式アプリで予約したのにSMSも来ない、アプリでも目立つ告知など無し。
空港でジンエアースタッフに通知が来ないことを言ってアプリも確認してもらいましたが、「設定的には通知が来る設定が正しくされているためどうしようもないですね～」で終わりました。
事前の時間通りに行くと他の乗客はほぼいなかったので、他の方はきちんと通知が来ていたようですのでジンエアーの責任ではないかも…
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平均遅延時間
平日の名古屋からソウル（仁川、金浦）を調べてみました。（参考：Trip.com）
ここでは日本から韓国へを「行き」と呼んでいます。
時間帯や便数、天候などにより様々な要因があるため参考程度にご覧ください。
| 行き 平均遅延か平均早着 | 帰り 平均遅延か平均早着 | |
| 大韓航空 | 遅延22分 | 早着６分 |
| アシアナ航空 | 遅延27分 | 早着11分 |
| チェジュ航空 | 遅延31分 | 遅延3分 |
| ピーチ航空 | 遅延14分 | 早着16分 |
| ジンエアー | 遅延23分 | 早着11分 |
比較してもどの航空会社も大きな差がないです。
行きはどうしても10分～30分の遅れはあり得ます。
帰りもどの航空会社も10分早め～ほぼ定刻到着するため、大きな心配は不要。
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定刻率比較
名古屋からソウル、遅い便で検索。
朝イチの飛行機でなく遅い便で比較したのは、遅い便は、「前のフライトの遅れが時間押して、次も遅れて押して…」となりやすいためです。
こちらも同じく、そもそも便数等で単純比較できませんが、ご参考に。
| 定刻率 | 30分遅れ | 60分遅れ | |
| 大韓航空 | 83％ | 13％ | 3％ |
| アシアナ航空 | 67％ | 27％ | 7％ |
| チェジュ航空 | 84％ | 10％ | 3％ |
| ピーチ航空 | 90％ | 10％ | 0％ |
| ジンエアー | 67％ | 30％ | 3％ |
今回たまたま見た数値だと以下の結果に。
アシアナ以外は、個人的には体感通りの結果かな？
★定刻率ランキング★
１位：ピーチ航空
２位：大韓航空、チェジュ航空
３位：アシアナ航空、ジンエアー
60分遅れに遭遇することは天候やトラブルが無い限りはよっぽどないはず。
一方、30分遅れは天候関わらず、結構、わりと経験します。なので今回は30分遅延で比較。
正直、自分の経験上と同じ予想通りのランキング結果でした。
★30分遅れが少ないランキング★
１位：ピーチ航空、大韓航空、チェジュ航空
２位：アシアナ航空
３位：ジンエアー
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足元の広さとリクライニング
日韓だと2時間ほどのため、あまり気にならないと思いますが、遠くの国に行くときにはご参考に。
| 足元広さ | リクライニング角度 | |
| 大韓航空 | 84～86cm | 118° |
| アシアナ航空 | 79cm | 100° |
| チェジュ航空 | 74～79cm | 90° |
| ピーチ航空 | 74cm | 100° |
| ジンエアー | 74～76cm | 100° |
★足元広々！リクライニングゆったりランキング★
１位：大韓航空
２位：アシアナ航空
３位：ジンエアー、チェジュ航空、ピーチ航空
さすがにLCCではない場合の方が座席にゆとりがあるという予想通りの結果に。
逆に言えばどこのLCCであっても、座席が狭めなことはご承知おきを。
リクライニングについては、機内食時や、離着陸時はリクライニングを起こすため、日韓などの近距離便ならあまり気にしなくてもよさそう？
足元の広さは、LCCであっても女性だと「狭くて困る！」というほどでは無いです。
男性や体が大きめの方はLCCだと膝が前ポケットに触れそうになっている場合もあるので、ご参考に。
そのような場合は、非常口▶️（すぐ前に席がない席）など事前有料予約しておくのもおすすめ。
運行情報チェックしたい！
自分が予約した便や狙っている便の遅延率などを見たい場合は、Trip.comを。
予約した場合は予約画面から飛べます。
このような、航空会社公式サイトから探そうとすると大変だけどちょっと知りたい情報みたいな、かゆいところに手が届く旅行情報みたいなのが ではたくさん見られます。
他にも入力した国の観光地の紹介動画や観光地おすすめランキングなども載っていて、旅行情報媒体としても優秀。詳しくは以下を↓
韓国系の記事を書いています。読んでいってね。
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