「最近の韓国旅行の情報は若い子向けで、体力的にもまわりきれるか不安…」「食べ物も脂っぽいと体調が心配、何食べよう…」
「母や祖母を連れて行きたいけど、どこが良いんだろう」とお悩みではありませんか?
雑誌のモデルコースだと内容も体力的にもしっくりこない…と感じる大人のためのソウル旅行モデルコースをご紹介します。
私自身も、母の初めてのソウル旅に付き合った経験もあります。(本記事は広告を含みます)
1日目:
①韓国に到着。ソウル市内に移動
ソウルに近い国際空港は「仁川(インチョン)国際空港」と「金浦(キンポ)国際空港」の2つがあります。
もし日本からの便があって選べるなら金浦国際空港がおすすめ。
仁川よりも空港自体が小さく、また地理的にソウル市内に近く、仁川空港からより50分ほど早く市内に着くために移動の疲労を減らせます。
※その分、免税店や宿泊系の施設等は仁川空港が豊富です。
②ホテルに荷物を預けましょう
初心者に安心なのは間違いなく日系ホテル。
職員さんに日本語が通じる、日本語の表示がある、日本の新聞も揃えてあったり、テレビもNHKが映るなどの利点があります。
ソウルにも日系ホテルは数多くありますが、その中でもおすすめなのは「ホテルグレイスリーソウル」。
内装も日本っぽくて日本のホテルにいるようにくつろいで休めます。
明洞のど真ん中ではなく、南大門の方なので明洞からは多少の距離はありますが、その代わり夜に騒がしかったり、屋台の匂いが上がって来ることもありません。

③少し遅めの昼ご飯へ
荷物をホテルのカウンターに預けて軽くなったら、お出かけしましょう。
まずはホテル徒歩圏内の南大門(崇礼門)と南大門市場へ。
ホテルの目の前に南大門はあるので、アクセスを説明する必要なしなので省略!
南大門市場にも歩いて行けます。南大門市場にはカルグクス通りがあります。南大門市場最寄り駅の「会賢駅」の5番出口すぐ目の前の扉をくぐれば、じゃん!!
呼び込みが凄い韓国の洗礼を浴びてみましょう。

この通りのお店はどこもメニューも価格もほぼ同じなので、どこに座ってもOK、心配しないで。
カルグクスはいわばうどんのようなもの。辛くなく優しい味です。
上の唐辛子はあらかじめ「コチュカル ペジュセヨ」と伝えれば無しで作ってくれます。

うどんよりは硬めですが、味噌煮込みうどんの麺のように硬くはないですので老若男女問わず食べられます。

④明洞を散策・夕飯
南大門市場から明洞は徒歩15分でも行けます。
南大門市場の最寄り駅「フェヒョン駅」から「明洞駅」は同じ水色4号線で1駅なので、地下鉄で移動してもOK。
明洞は何でもあります。ショッピングはもちろん、繁華街を歩いているだけでいろんな店があって楽しいですよ。
夕飯は「ポッサム」はいかがでしょうか?茹で豚です。サムギョプサルほど油で重くなく、それでも肉を楽しめます。

3500ウォン(小)や4500ウォン(中)などあります。お肉を多種多様なキムチや野菜と一緒に食べます。
地図6番の「ウォンハルモニポッサム・チョッパル明洞店」はチェーン店です。意外と初心者さんにはチェーン店は安心です。
2階ですがエレベーターがあります。1人メニューもあります。もちろんお酒が飲みたければありますよ。

地図①のチェーン店「五福家(オボンチプ)」ではタコの甘辛炒めがメインですが、ポッサムもあります。釜山で行った記録がこちら↓

その他明洞のチェーン店はこちら↓

明洞なら夜食もデザートもカフェもあります。何か買って帰ってもOK。
⑤ホテルで休みましょう
海外で日本人が一番困るのはトイレとシャワー。海外ではトイレとシャワーが同じ空間なのが普通です。
シャワーしかない、バスタブがあっても高くて跨げない、誰か入浴中だとトイレに行けない、シャワーの水でトイレの床や便座が濡れている…というのはかなりストレスです。
この「ホテルグレイスリーソウル」ならまるで日本。トイレと浴室は別々。さらにバスタブだけでなくて洗い場もあります。
さらに洗い場には洗面器や浴室イスまで!海外では本当にありえない光景です。これなら日本の家にいる感じでくつろげます。

明日に備えてぐっすりお休み~
詳しくはこちらの記事を↓

2日目:
①朝ごはん
ホテルのエントランス横にコンビニがあるので朝ごはんを軽く済ませてもOK。
またホテルから大通り出たらすぐそばに「サダキンパ」と呼ばれるキンパ屋さんやその他キンパ屋さん、パン屋さんも色々あります。
「サダキンパ」の紹介は以下でも↓

②景福宮へ移動
景福宮駅もありますが、おすすめは「光化門(クァンファムン)駅」から歩いていくこと。
光化門駅から出ると、李舜臣の像、そしてハングルを作った世宗大王の像を見て、写真奥の景福宮へと向かうこの大通りを歩くことが出来ます。

景福宮は朝鮮王朝自体の宮殿。韓国らしい赤や緑の色使いや装飾がまた日本とは違います。
また朝鮮時代を模して、朝鮮時代の服に身を包み、旗をひらめかせる警備隊のような人たちの交代式が見どころ。
ぜひ時間を合わせていくことをお勧めします。Visit Seoul – 守門将交代儀式(景福宮) | ソウル市観光情報公式ウェブサイト
疲れたら博物館で休憩はいかが?韓国の博物館は入場無料です。
冷暖房完備で雨風避けにも。
景福宮脇に「国立古宮博物館」、景福宮出てすぐに「大韓民国歴史博物館」があります。
博物館については以下の記事を↓

★観光メモ★
景福宮を中心にここが朝鮮時代に王族や貴族(両班)が住んでいたエリア。
(日本に例えると城と城下町的なもの?)
なので韓国の伝統的なのが見どころな観光地は景福宮周りにあります。
大体の位置ですが景福宮向かって、
左側:景福宮駅、西村エリア。
右側:安国駅、三清洞(サムチョンドン)、北村(北村韓屋マウルなど)、昌徳宮、宗廟
右側の手前:仁寺洞(インサドン)
奥側:青瓦台(旧大統領公邸)
三清洞や北村は坂がすごく、足を捻挫しそうなガタガタ道や細い道も多いため今回はパス。
青瓦台は面白いです。景福宮からだと上り坂なのでバスやタクシーを使って。

③仁寺洞で伝統茶を楽しもう
景福宮から仁寺洞は徒歩20分。もしくは景福宮駅から安国駅まで1駅移動、タクシーでは5分ほど。
メイン通りは石畳ではありますが、道幅も広くて坂が少なく平らなため仁寺洞をおすすめします。

メイン通りから細い道に入ってみるのをおすすめします。穴場のお店や昔ながらの韓国や現地感を感じられる場所も多くて満足できると思います。
「アンニョン仁寺洞」という小さなショッピングモールも出来ました。飲食店やカフェ、グッズはもちろん、ショッピングビルなのでトイレもあって安心。
仁寺洞は伝統的な小物や、伝統茶のカフェが多いです。サンファ茶、ナツメ茶、ゆず茶などを飲んで休憩しましょう。
④仁寺洞そばの韓国のお寺を探検
観光客の頃は知らなかったのですが、住むようになってから初めて知り何回も行きました。
「曹渓寺(チョゲサ)」です。観光ガイドではあまり案内されていませんが超おススメ。

さっきの仁寺洞の「アンニョン仁寺洞」というショッピングモールは仁寺洞のメイン通りに面していますが、その反対側の通りにあるお寺です。
カラフルで日本のお寺とは違う雰囲気です。なんだか元気を貰えるパワースポット。

★観光メモ★
5月の釈迦誕生日頃には、さらにお寺やお寺周辺の灯篭(提灯)がパワーアップ!
超可愛いです。
ただしいつも以上に混んでいるので注意。
⑤100年越えのミシュラン店でソルロンタンの昼ご飯
曹渓寺から、安国駅から遠ざかるように4分歩くとある「里門(イムン)ソルロンタン」。
ソルロンタンとは牛を煮込んだ白いスープ。

韓国で老舗という店は日本ほど多くは無いですが、ここは100年以上続くということで韓国人にも人気です。しかもミシュラン。
ソルロンタンって真っ白な割に味が無いスープで美味しさが分からなかったのですが、この店に行って、初めて「ソルロンタンって美味しい!」と感じました。
辛くなく、優しい味で年配の方にもおすすめ。

そしてキムチが美味しい。キムチとカクテギ(大根キムチ)がかなり美味しい。韓国の食堂でキムチは食べ放題ですよ。
⑥東大門エリアを散策
東大門駅より、東大門歴史文化公園駅が皆さんが思い浮かべる観光地の「東大門エリア」に近いです。
ビルやライトアップで韓国の新世界感を感じる反面、懐かしい韓国も感じられます。

進んでいる部分はキラキラギラギラと、そうでない部分は昭和時代の感じさえあるという韓国の縮図のような街だとも感じます。
東大門には服やアクセサリー、グッズ、化粧品のお店やショッピングビルはもちろん、冬ソナ世代の時の韓国旅行の雰囲気が残ってもいます。
個人的には「現代アウトレット」が好きで何回も行っています。

表通りの若者向けショッピングビルよりは少し落ち着いています。
B1階にはダイソーや教保文庫(韓国の有名な本屋)などもあり、お土産選びも◎

⑦東大門タッカンマリ横丁で夕飯を
キラキラショッピングビルの通りから少し入っていくとどんどんディープな街になって冒険気分。こんな感じの狭い路地にタッカンマリの店が何件も密集しています。

混んでいます。でも本当に美味しい。
タッカンマリとは鶏の水炊き。鶏肉やじゃがいも、トッポッキの餅などのシンプルな具材のみなのに鶏の出汁でかなり美味しく、日本人の口にも合います。

辛くしたければ手元のからしや唐辛子のソースなどで味変してもOK。

東大門のショッピングビルは遅くまで開いているので、満足いくまで楽しんでからホテルに戻りましょう。
★観光メモ★
タッカンマリは「鶏一匹」という意味。
一般の韓国人はタッカンマリという料理があることを知らない人も多いです。なぜか日本人の方がよく知っている料理です。
3日目:
① 朝ごはんを食べたりお土産を買って空港へ
お肉系の店は朝早くは開いていません。
そのためホテル周辺で食べる場合はパン屋やカフェ、キンパ屋さんがメインになるかと思います。ソウル駅や空港に行ってから食べても。
おすすめなのはくるみ饅頭をお土産に。
人形焼きの中にあんことくるみが入っている「ホドゥカジャ」は日本人の老若男女誰でもおすすめ。

空港でつまむ用のお菓子として買ってもOK。
④ホドゥ家 ソウル市庁直営店 ⑥COCOHODO 西小門店はどちらもくるみ饅頭の店です。

いかがだったでしょうか。
またソウルで有名な観光地の個人的な感想は以下です。よろしければご参考に。

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